スペシャリストQ&A:女性活躍の時代をゆく〜SDGs編〜
国連で採択され、これからの世界の指針となるSDGs(持続可能な開発目標)
注目はされていますが、詳しく理解できていますか?
日本の企業でも重要視されているこの流れを、マリ・クリスティーヌさんにわかりやすく解説してもらいます。
自身が国連のハビタット親善大使として、国連や国際機関の動向を肌身で感じてきたMDGsからSDGsへの流れ、今国際的に何が問題で、どのような課題を解決しなくてはならないのか?
ゲスト:
マリ・クリスティーヌ
異文化コミュニケーター・東京女子大学教授
父親の仕事に伴い4歳まで日本で暮らし、その後ドイツ、アメリカ、イラン、タイ等諸外国で生活。
94年東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。都市計画を専門に学ぶ。
富山大学では、小泉八雲の研究を続けている。
1996年に自ら設立したAWC(アジアの女性と子どもネットワーク)のボランティア活動を契機に、女性や、子ども、社会的弱者への命と権利を守る活動に取り組んでいる。
2000年には国連ハビタット親善大使に任命され(2000年~2015年)、2001年には国連ハビタットの活動を支援する日本ハビタット協会を設立。途上国のまちづくりや防災に関する活動も開始し、現在も積極的に活動を続けている。
内容
SDGs(持続可能な開発目標)が提唱される前には、MDGs(ミレニアム開発目標)がありました。
MDGsは発展途上国の極度の貧困と飢餓などを撲滅するなどの開発分野における課題解決が目標でした、
その目標の成果と、それに続く世界の課題を考えたときに、発展途上国だけではなく先進国にも同じような課題が浮き彫りになってくる。
温暖化などの地球環境の問題だけではなく、先進国と発展途上国が同じ問題に取り組んでいかなけれならない世界になっていきます
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